乱視とは?

乱視は一般的に、角膜と水晶体の歪みによって引き起こされます。 光を屈折させる部分に歪みがあると、縦方向や横方向の屈折率が異なってしまい結像位置が変わってしまう為、網膜に焦点が合わず、方向によってボケてしまうという訳です。

        

1.乱視 放射線200.jpg見え方を誇張し極端にすると左記のような状態です。 

放射状に並んだ線を見ていただくと、横方向はクッキリと見え、それと直行する縦方向はボケて見えますので、線の色に濃淡を感じたり、線の太さに違いを感じたりします。

(※サンプル画像は濃淡と太さを変えています。) 

            

                     

2.乱視 山田200.jpg

         

文字にすると、左のような状態になります。

  上段・・・正常な人の見え方イメージ

  中段・・・近視の人の見え方イメージ

  下段・・・乱視の人の見え方イメージ

            

         

            

正常な人は、縦横ともに線がクッキリ見え、近視の人は全体的にボケて見え、乱視の人は横方向はクッキリ見えるが、縦方向はボケて見えるという状態になりますので、かろうじて文字は見えるが、良くは見えていないという事になってしまいます。 これにより、運転中に標識の文字が見づらいという症状を訴える方が多くいらっしゃいます。

            
また、焦点の位置が手前にある場合は近視系の乱視、逆に後にある場合は遠視系の乱視という事になり、どちらか片方が網膜の手前、もう片方が後という混合乱視の場合もあります。

正常な眼でも、角膜や水晶体は完璧な球体ではなく楕円形になっているため、上下左右に多少のゆがみがでてしまう為、誰でも多少の乱視はあると考えた方が良いかも知れません。

しかし、極端な歪みが出る場合は、眼鏡やコンタクトによる矯正が必要になります。